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    健康が損なわれるということは、目に見えない敵が生体に攻撃を仕掛けていることを意味します。このような攻撃に対峠し、克服するためには、敵が自然防御能をどのように破壊しようとしているのか、またはそれをどのように回避しようとしているのか、敵の戦略を理解することが成功への道です。獣医療では、敵の戦術はおろか、敵の正体さえよく理解しないまま、体に起こった異常に対処しなければならないこともよくあります。獣医師が犬を診断する前に、飼い主が気づいた犬の異変(見たこと、感じたこと、におったこと、聞いたこと)をきちんと伝えてください(p.402〜427参照)。それを参考にして、獣医師は身体検査を行い、臨床症状を調べます。さらに診断を必要とする場合には、動物病院内にある設備を使って、次のようなさまざまな検査を行います。顕微鏡によって、皮膚の掻爬標本、体細胞の標本または体液を調べます。基本的にこれらの検査は、患者を待たせているあいだに行われます。また、検査機関に標本を送って検査してもらうこともあります。]線検査や超音波検査などの画像診断、さらに高度で費用のかかるMRIやCTスキャンを行うこともあります。多くの診断は、短時間のあいだに、犬に意識のある状態で行いますが、場合によっては鎮静剤や短期作用型の麻酔を必要とすることもあります。 

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