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    犬が麻酔から回復する時間は、使用した注射用麻酔薬および吸入麻酔薬だけでなく、術前術後に投与した鎮痛薬やトランキライザーの影響も受けます。静注用プロポフォールおよび吸入用イソフルランのように、すみやかに作用する麻酔薬もあります。麻酔を停止すると、数分後に犬は麻酔から覚醒します。きわめて安全な薬ですが費用が高く、中〜大型犬種ではとくに費用がかさみます。ほかにも、静注用バルビツレートや吸入用ハロタンのように安全で一般的な麻酔薬がありますが、回復には時間がかかります。また、麻酔薬は「可逆性」なため、処置後はほかの薬剤を投与します。トランキライザー、鎮静剤および麻薬系鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症剤でない鎮痛薬)は、回復時間を引き延ばします。麻酔薬は、肺、肝臓および腎臓から排泄されるため、このなかのどの臓器に異常があっても、回復までの時間は延長し、麻酔による危険性が高くなります。麻酔投与をする前に全項目の血液検査を実施して、起こりうる問題を予測します。
     

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