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    レプトスピラ症は、 スピロヘータが原因となります。多くの犬は、感染しても臨床症状を示さず、保菌者となってほかの犬にうつしていきます。症状があらわれる場合には、腎臓に炎症を起こすか、肝臓を侵し全身性の疾患になるかのいずれかで、しばしば血尿がみられます。臨床症状は、噂眠状態、発熱、嘔吐、粘膜および眼球結膜の充血で、感染後、4〜12日間にあらわれます。重篤な場合には、黄痘と粘膜の黄色化が認められます。
    診 断
    血液検査で、白血球数の増加、血小枚数の減少がみられるほか、腎臓に異常が認められます。血清標本では、抗体価の上昇が認められます。尿または組織の標本の顕微鏡検査で、レプトスピラを確認できることもあります。
    治 療
    臨床症状に応じて、輸液などの支持療法を行います。抗生物質の投与は最低でも3週間は行いますが、長期間になることもよくあります。
    予 防
    レプトスピラは、げっ歯類やスカンクなどの保菌動物の尿に含まれており、このような動物が集まる場所の水や土壌が汚染されます。レプトスピラが問題になる地域では、犬に定期的にワクチン接種を行う必要があります。レプトスピラのワクチンによって感染を確実に防御できるわけではありませんが、症状を軽度に抑えることはできます。現在のワクチンで免疫を維持できる期間は18か月間までになっています。犬によっては、定期的な追加ヨ妾種を必要とする場合もあります。
    注 意
    レプトスピラ症は人獣共通感染症で、人に伝染します。犬がレプトスピラ症になった場合は、治療期間中の衛生環境に十分配慮する必要があります。
     

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