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    徐々に失明する犬は、よく記憶している自分の縄張りには、とくに自信をもっています。犬の視力検査を行うことによって、失明の程度を見極めることができます。以下にその方法を示してみます。犬が慣れ親しんでいる部屋の家具をわずかにずらして、部屋を暗くします。その部屋に犬を入れ、何が起こったのかを見せます。明かりをつけて、このテストを繰り返すのです。その結果、完全に失明した犬では、暗くても明るくても変わりはありませんが、部分的に見える犬では、明るいときのほうが、反応はより確かになります。犬の眼に光を当てると瞳孔は縮小しますが、この反応自体が見えていることを意味するわけではないため、犬の経過をよく観察しましょう。犬がどのように失明に対処するかは、犬の性格によるばかりでなく、飼い主によってもさまざまです。失明に上手に対処している犬や飼い主もいれば、そうでない場合もあります。犬によっては、飼い主とジョギングしたり、綱引きなどの遊びを活発に楽しむことでしょう。一方、自信を失っている犬は元気もなく引きこもった状態になり、生きる興味を失ってしまいます。人が失明した犬とどのように暮らしていくのかということは、犬自身はもちろん、飼い主の愛情あふれる気持ちや、獣医師の適切なアドバイスや診断が、とても大切になります。
     

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