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    心臓のポンプ機能を低下させるような病気(もっとも多いのは慢性の弁膜性心疾患)になっても、心臓は通常、敷か月〜数年で心臓自体を大きくすることで機能を補うようになります。結果的に基礎疾患によって、うっ血性心不全となり、血液が静脈にうっ滞します。このうっ滞によって血管から 肺やその他の体の観織中に、液体が漏れ出すようになります。うっ血性心不全は、徐々にあるいは突然、発症することがあります。早期の症状として運動に耐えられなくなったり(運動中にすぐ息切れするようになる)、元気がなくなったりします。しばらくして分泌物を伴わない乾性の咳が出るようになり、最初は運動後と夜に認められます。また、うっ血性心不全は高齢犬で起こるため、これらの症状は高齢に伴って自然に起こる変化とまちがえられることがよくあります。心不全がつづくと、より多くの変化が認められます。食欲がなくなったり、体重が減少した1り、呼吸が速くなることがあります。犬によっては静脈から漏出した液体が腹水(腹部の膨満)と四肢のむくみを起こすことがあります。最終的には肺に液体が貯留して絶っぽい咳や泡状のどンク色の分泌液を産生します。心不全の末期には、犬は呼吸をするために、肘で体を支えて首を伸ばします。犬の歯肉と舌は青白くなり、心拍が速くなって不整になることもあります。わずかな運動でも簡単に失神します。  

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