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    細菌性心内膜炎は、心膜の弁と心筋の内層の感染症です。細菌が体のほかの部位から傷や感染によって血流に侵入し、心臓の弁を侵して症贅物と呼ばれるカリフラワー様の腫癌を形成します。 疾贅物は壊れて血流にのって広がり、ほかの部位に感染することがあります。歯肉の疾患は、細菌の源となる可能性があります。さらに、コルチコステロイドを含めた免疫抑制剤で治療中の犬では、細菌感染の危険性が増大します。感染がほかの部位に及ぶことがあるという事実は、しばしば、犬が複数の病気を示唆するような非特異的な症状をあらわすことを意味します。これらの症状には、元気消失、食欲低下、発熱、震え、披行と性格の変化があります。
    診 断
    この病気の犬では、通常、心雑音が認められ、雑音の強さが毎日変化することがよくあります。胸部]線検査、心電図検査、心エコー検査を行って診断を確定します。血液培養では、細菌を発見してその細菌に有効である可能性の高い抗生物質を調べます。
    治 療
    細菌培養の結果から選択した適切な抗生物質を、最初の過は静脈内に投与します(装着した留置針と器具を使用します)。経口投与による抗生物質の治療を長期間行います。疾患のある犬は、]線検査と心エコー検査をくりかえし行って、注意扱く調べると、痍贅物が縮小していくのが描出されるでしょう。ただし、この場合でも経過は良好とはいえません。うっ血性心不全がつねに発症する可能性があるからです。 

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