<< 戻る
  メニュー   サブメニュー  下痢 
  • 健康な犬


  • 自然の防御機能


  • 栄養のバランス


  • 病気の診断


  • 医療


  • 免疫系


  • 腫瘍


  • 感染性疾患


  • 外部寄生虫


  • 内部寄生虫


  • 皮膚と被毛


  • 眼と視力


  • 耳と聴覚


  • 呼吸器系


  • 心臓循環器系


  • 口と歯


  • 食道と胃




  • 膵臓と肝臓


  • 尿路系


  • 繁殖器系


  • 内分泌系




  • 神経系


  • 骨・関節・筋肉


  • 老年性医療


  •  
  • 消化と吸収


  • 体を防御する腸の仕組み


  • スクーティング


  • 便失禁


  • X線検査


  • 下痢


  • 急性出血性胃腸炎


  • パルボウイルス


  • ジステンパー


  • 細菌性疾患


  • 淡白喪失性疾患


  • 吸収不良症候群


  • 食物アレルギー


  • 炎症性腸疾患


  • 老化に伴う便秘


  • 腸閉塞


  • げっぷと鼓腸


  • 会陰ヘルニア


  • 直腸と肛門の閉塞


  • 直腸とポリープと腫瘍


  • 直腸脱


  • 肛門周囲の腫瘍と肛門周囲線腫


  • 肛門のうの疾患


  • 肛門のうの閉塞


  • 肛門のうの腫瘍


  • 肛門フルンケル多発症


  •  
    下痢は、もっともよくみられる腸疾患の症状です。通常は急性ですが、慢性になる場合もあります。重度の急性下痢はさまざまな症状を呈し、軽度のものから生命にかかわる重篤な状態まであります。急性下痢の原因には、”不適切な食べ物”(腐敗した食べ物など)の摂食、特走の食べ物や食べ物に含まれる添加物に対するアレルギーや過敏症、食中毒、寄生虫(壌虫など)の存在、ウイルスや細菌の感染症、非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)などの薬剤があります。急性下痢の原因のほとんどは、慢性下痢の原因にもなります。
    診断と治療
    急性下痢では、それぞれの症状に基づいて治療をします。獣医師は、食事の成分や薬剤など可能性のある特異的原因を取り除く治療を行います。下痢を起こしている犬に、飲み水を与えても問題はありませんが、下痢をしたあとの2〜3時間は食事を控えるべきです。急性下痢がパルボウイルス感染症(次記参照)によるものであれば、輸液療法による水分補給が必要になります。保護剤と活性炭などの吸着剤を使用した治療については、多くの獣医師は有効性を認めていますが、なかには反対意見もあります。同様に、食事についても意見は分かれ、腸内に“良い’’細菌を得るために、犬が食べ慣れている通常の食事を推奨する専門家もいれば、ゆでた鶏肉とご飯などの消化しやすい食事を勧める専門家もいます。坑生物質は、下痢が慢性化するか、二次的細菌感染が疑われるまではほとんど使用しません。犬に元気がないときや、発熱や下血があるときは、すぐに獣医師の診断を受けましょう。慢性化した下痢は、腸疾患の診断法を用いて、病気が小腸と大腸のどちらを侵しているのかについての検査を行います。 

    Copyright (C) 2003-2006 Uehara-kennel All Rights Reserved.
    ※当サイトで使用している画像・文章など、一切の複製を禁止いたします。
    ※当サイトは、ウィンドウズ版 インターネットエクスプローラー6 以上で最適化しております。