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    腎臓によってろ過作用が始まります。腎臓は腎動脈により血液を供給され、腎静脈からきれいな血液を送り出します。それぞれの腎臓は40万個のネフロンと呼ばれるろ過装置をもっています(ネコの腎臓には約19万個のネフロンがあり、人間の腎臓には100万個のネフロンがあります)。ネフロンは糸球体という細い管(毛細血管)の塊と、腎細管と呼ばれる細長い管からなります。糸球体にある孔は、血液中の限られた物質だけを通します。たとえば赤血球は、孔を通るには大きすぎます。小さな分子や液体は、糸球体から腎細管に孔を通り抜けることができます。腎細管は、糖などの有用な物質を血液中に再吸収します。腎細管に残った尿と呼ばれる液体は、尿素(タンパク代謝の過程で産生される)や余分な水分や塩分などの不要な物質との混合物です。この持続的なろ過は、液体量を親制するのに役立ちます。犬が必要以上に水を飲んだ場合、余分なものは尿中に排泄されます。犬が水分を要求している場合は、腎細管からの水分の再吸収量を増やすことによって尿を濃縮します。再吸収、または腎臓によって排泄される水分は、抗利尿ホルモンと呼ばれるホルモンによって調節されています。このホルモンは、血液濃度に対応して脳基底部にある下垂体で生成されます。腎臓は、液体量を調節するとともに、血液が酸性に傾きすぎたり、アルカリ性に傾きすぎたりする場合、血液のバランスを保つために、尿の酸性度を変えます。また腎臓は、赤血球の産生を促進するエリスロポエチンなどのホルモンを分泌します。 

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