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    細菌感染、無機質の沈直、損傷、腫瘍、ストレスなどが、勝胱炎(勝胱内皮の炎症)や尿道炎(尿道の感染)の原因になります。これらの炎症はしばしば同時に発症し、下部尿路系疾患と呼ばれます。膀胱と、そこから出ている尿道のこの疾患は、犬の年齢とは無関係に発症し ̄ます。下部尿路系の感染は、尿道が短いということから、雌犬に発症しやすいといえます。この感染は、細菌が体の外部から尿道を移行して膜胱に達するということを意味します。膀胱炎と尿道炎のどちらの症状でも、犬には痺痛が認められます。この疾患の犬は、排尿後によく陰部または陰茎をなめます。この尿は不透明であったり、すっぱいにおいがしたりします。細菌が感染したことによって、勝胱や尿道に無機塩類の結石が形成されることもあります。細菌感染は、勝胱炎または尿道炎のもっとも一般的な原因です。また、長期のコルチコステロイド投与によって膀胱炎の危険性を高めます。精神的ストレスの持続も原因に挙げられます。人とネコの場合には、神経伝達物質(神経細胞の信号物質)が体内で壊れることによって正常に伝達せずに、機能不全を起こします。雄犬の場合、膀胱炎はしばしば前立腺の感染に併発します。
    診 断
    尿検査では、白血球、硝酸塩が高値を示し、尿は正常時よりもアルカリ性が高くなります(細菌の発酵によります)。
    治 療
    最低2週間は抗生物質を投与します。尿検査結果が正常になったことを確認してから、抗生物質の治療を終了します。しかし、抗生物質の治療を終えたあとすぐに膀胱炎を再発する犬は、一膀胱に結晶か結石のある可能性があります。  

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