| 特徴・性格 |
■ルーツ・・・チベットのラマ教寺院で僧らによって飼育され、1,000年を超える歴史をもつ犬。スパニエルだが猟犬ではない。ペキニーズと同じ祖先から派生したものと言われ、チベタン・スパニエルが自然状態のままで現在に至り、ペキニーズは厳しい選択繁殖の結果、大きな差異を生じたと考えるられる。
■外見的特徴・・・体高より体長がやや長い胴体で、素早い自由な足取りで歩く。頭部は体に比べて小さく、目がやや離れており、下顎が突ったように突き出ている。
■性格・・・独立心が旺盛で、大胆かつ頑固な面と感受性が強く従順な面を持ち合わせる。家族と一緒のゲームや適度な散歩を楽しんだり、大好きな飼い主の隣りでゆったりとくつろぐ事も出来る。生活を楽しめる伴侶犬にも、厳格な番犬にもなれる。他の犬や動物達と仲良く出来るが、見知らぬ人には距離を置いて接する傾向がある。
■飼育・・・余り多くの運動量は必要ないが、毎日少しでも運動する時間は必要。部屋や庭でのゲームや短めの散歩でも良い。室内や集合住宅での生活に向く。被毛の手入れは、週に2回ほどブラッシングとコーミングをする程度。
■健康上の注意点・・・膝蓋骨脱臼、進行性網膜萎縮症等 |
