特徴・性格 |
■ルーツ・・・起源は16世紀のヨーロッパで、実際には1800年代の半ば粗い被毛を持ったバセット・ハウンドの一種としてイギリスに紹介されたが、バセット・ハウンドよりも長い足をして、より敏捷さに秀でた猟犬である。この犬種はもともと大きめのサイズ(ラージ・バセット・グリフォン)と小さめのサイズ(プチ・バセット・グリフォン)が存在していたが、フランスではこの二種類のサイズをひとつの犬種とみなして1970年代までずっと一緒に交配されていた。
■外見的特徴・・・標準的体格は体長が体高の1.5倍とされている、胴長・短足タイプである。被毛は針金のような粗い上毛と、顔にある長い飾り毛のために、見ようによってはどこかボサボサとして、野暮ったくも見えるが、 短く密生した下毛との二層構造の被毛がトゲや雨風からしっかりと体を保護してする。頑丈な骨格を持ち、素早く動くことができる。
■性格・・・胴長・短足の少し長い愛らしい外観と性格だが、精神的にも肉体的にもタフで丈夫な犬種である。陽気で外向的、表情は友好的で知的ですが、独立心が強く大胆で、活発である。警戒心を漂わせながらも友好的な表情からは、生まれながらの陽気な気質がかいま見られる。
■飼育・・・ゆったりとくつろいでいるだけでは満足するような犬種ではなく、毎日の運動が不可欠だが、リードでの散歩や、庭で走り回らせるといった比較的短時間で十分な運動量でよい。温暖な地域で適切な寝床があれば、外で飼うことも可能だが、室内と屋外で過ごす時間のバランスをうまく配分するのが理想的。被毛の手入れは、毎週ブラッシングをし、たまにもつれている毛をといてあげる程度で構わない
■健康上の注意点・・・多少ラフに扱っても元気で活動的。運動量を多くすると満足する。気をつけたい病気としては、眼疾患、皮膚疾患、関節炎等 |