特徴・性格 |
■ルーツ・・・ブリュッセル・グリフォンとベルジアン・グリフォンとプチ・ブラバンソンの3犬種は、何世紀も前からブリュッセル周辺にいた小型で粗毛の「Smousje」と 呼ばれる犬を祖先としている。ベルギー王室のマリー・アンリエット王妃がこの犬種に興味を抱いたおかげで、1900年頃までには人気が出た。多くが海外に輸出され、この犬種を広め人気を増すことに貢献した。
■外見的特徴・・・がっしりしており、体躯はほぼスクエア。ブリュッセル・グリフォンとベルジアン・グリフォンは粗剛毛で、毛色の違いによって呼び方が分けられ、同じ色でもショートヘアーのものをプチ・ブラバンソンと呼ぶ。パグの血が入っているため鼻がつぶれており、耳は垂れており毛は滑らか。目はくりっとしており顔自体は頑固者っぽい印象。
■性格・・・飼い主に対してとても愛情深いが、警戒心が強い。臆病でも攻撃的でもない。性格は温和で活発、自己中心的なところもあるが総合的には飼いやすい犬種といえる。
■飼育・・・運動はそれほど必要ではなく室内で適度に遊ばせたり、短い時間外に散歩に行くといった感じで十分。軽いブラッシングと30分程度の運動を心がけよう。リードに慣らす訓練を早くから行うとよい。
■健康上の注意点・・・尿失禁症、肩関節脱臼、関節炎、皮膚疾患、眼疾患 |