特徴・性格 |
■ルーツ・・・19世紀中頃、イギリスの神父(パーソン)ジョン・ラッセルが、馬に付いて走れた上にキツネの巣穴に突進して獲物を巣穴から追い出すことができるキツネ狩り用のテリア種を改良して作出した。彼の名前(ジャック=ジョンの愛称)にちなんでその名が付けられた。元々パーソン・ジャック・ラッセル・テリアと呼ばれていたが今はサイズで小型のものをジャック・ラッセル・テリア、それより大きいものをパーソン・ラッセル・テリアと区別している。
■外見的特徴・・・白地にタン斑が目と耳にあり、尾のつけ根も同じ色の斑がある。体高が体長よりわずかに大きく、長い四肢を使って細い隙間を通り抜けて獲物を追いかけるため、細身の体型である。
■性格・・・知的で冷静沈着。警戒心が強く勇敢なので、番犬にも向く。明るい性格で、飼い主や家族には愛情深く友好的。他のテリア種に比べると攻撃性は少ないが、猫を見ると追いかける傾向がある。
■飼育・・・毎日かなりの運動量が必要で、家の中でおとなしくしているのは苦手。かなり長めの散歩(朝晩2回、1時間程度)や、激しく運動させる遊びをさせることが必要。
■健康上の注意点・・・特に気をつけたい病気はないが、膝蓋骨脱臼・皮膚疾患に注意。 |