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牧羊犬、護衛犬、捜索犬、レース犬、その他の活動を行っている使役大の場合、一般的な家庭犬に比べて1.5〜2.5倍のエネルギー量を含む食事を必要とします。気候が寒冷であれば、エネルギー量は50%増となります(冬期に暖房のない犬舎で過ごすだけならば、25%増でよいでしょう)。グレイハウンドなどの短距離レースを行う犬は炭水化物量を増やし、持久力を必要とする活動を行う犬はスタミナを保持するため、脂肪分を増やしてください。冬期の雪ぞりレースに出るなど、過酷な状況下におかれるそり犬などは、1日当たり10,000kcalが必要となることもあります。仕事をしている犬には、脂肪分が多く、消化の良い、エネルギーの多い食事を与えてください。1日2〜3回の食事を与えますが、仕事の約1時間前に少量を、労働1時間後に多量の食事を与えるようにします。持久力を要する活動を行っている犬は、多くのエネルギー量とスタミナを必要とするため、脂肪分とタンパク質に富む少量の食事を、活動中に与える必要があるかもしれません。 |