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    甲状腺ホルモンの過剰な生成は、一般的でなくむしろまれです。甲状腺機能克進症は、そのほとんどがホルモン生産性腫瘍によって起こります(ほとんどの甲状腺腫瘍はホルモンを生成しません。しかしJホルモン生産性腫瘍は侵襲性の強いがんです。のどや胃の周囲組織を圧迫するために、咳や嘔吐のような症状も示します。とくに甲状腺腫瘍を発症しやすい犬種があります。甲状腺機能克進症の犬は、食欲過多になりますがやせています。ただし、つねに多飲多尿を伴うわけではありません。犬は肉体的に活発になり、イライラしたり攻撃的になったりと行動の変化を示します。
    診 断
    通常10歳齢ぐらいの犬にみられますが、5歳齢ぐらいの犬にも発症します。甲状腺の肥大は、頚部を触知することで確認できます。甲状腺機能克進症の疑いがある場合には血液採取をします。症状があれば、血液中の甲状腺ホルモン濃度は持続的に高くなります。
    治 療
    甲状腺腫瘍の外科的切除が、甲状腺磯能克進症の治療として勧められます。この手術は良性腫瘍ではきわめて効果的です。しかし残念ながら、一般的に起こる悪性腫瘍ではそれほど効果的ではありません。化学療法と放射線療法は、生活の質を向上させ、寿命を延ばします。 

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