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    シラミは羽のない昆虫で、皮膚を常食とするかむタイプと、血液を常食とする吸うタイプの2種類があります。吸うタイプのシラミが大量に寄生すると、重度の貧血(血液中の赤血球数の減少)になり、嗜眠状態に陥ります。犬に寄生するシラミは、人に寄生するものとは種類が異なります。しかし、人のシラミと同じように、ニットと呼ばれる卵を毛に産みつけます。体長2〜3ミリのシラミの体よりも、卵のほうがよく目立ちます。
    診断と治療
    卵が確認されれば、シラミの寄生があるか、以前に寄生していたかのいずれかであることがわかります。卵はふけにまちがえられることがありますが、虫眼鏡で卵形の外観がはつきり見えます。シラミのいる犬は、過に1度、都合4週間、専用シャンプーで被毛を洗っってください。大の手入れのための券具、凄具などには殺虫剤を噴霧します。貧血の犬には、鉄分とビタミンを含む食事を与える必要があります。
     

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