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口の中の感染や歯周病は、唇にも病気を起こすことがときどきあります。ジャーマン・シェパードによくみられ唇の角が乾燥し、かさぶたができてひび割れすることがあります。この病気の原因は不明ですが、免疫系に関係していると思われます。 診 断 唇の炎症は、損傷や凹凸のある物を噛んで起こることがよくありますが、皮膚アレルギーの局所症状の場合もあります。アレルギーの犬が、顔を前肢でかくこともあります。このとき、かさぶたが落ちたりはがれてひび割れて赤くなった皮膚が露出します。基礎原因を特定する必要があります。 治 療 乾燥した唇のかさぶたをやわらかくするために、水溶性のクリームを使用することがあります。また、抗生物質と抗炎症剤の入った軟膏を局所につけたりします。基礎原因を取り除き、再発を防ぐようにします。炎症が損傷によって起こっている場合は、損傷を起こすような噛み方を予防する方法を見つけることが必要です。 |