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    扁桃腺炎はすべての犬種で起こりますが、小型犬種のほうがなりやすいようです。扁桃腺炎は、通常のどや呼吸器系の全体的な感染症の一部として認められます。犬は、発熱、元気消失し、通常は食欲が低下します。
    診 断
    扁桃腺は、真っ赤に見え、大きくなって腫れることがよくあります。腫れは、吐き気と吐きそうになる症状を起こし、肥大して、両側の扁桃腺が接触するようになります。のどを腫らすほかの原因には、腫瘍、とくにがんとリンパ腫があります。ごくまれに腫瘍が扇桃腺の上に発症することがあります。
    治 療
    扇桃腺炎の犬は、非ステロイド性抗炎症剤と抗生物質で治療します。慢性の感染がある扇桃腺の外科的な切除(扁桃腺摘出術)は、キャパリア・キング・チャールズ・スパニエル以外は、まれな治療法です。軟口蓋とリンパ節がともに侵されている場合には、同時に整復することがあります。 

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