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    中〜高齢犬は便秘になりやすい傾向があります。その多くの原因は、十分な水分摂取がなされないことです。
    治 療
    老化による便秘を治療するには、ドライフードを同量の水に浸し、水が吸収されるまで放置し、犬の水分摂取量を増やします。ラクツロースなどの疫透庄性の媛下剤、センナなどの刺激性緩下剤は、獣医師の指示に従って使用してください。また、牛乳は自然の緩下剤として作用するため、少量を与えるようにしてください。頻繁に犬を外に出し、排便の機会を増やしてください。獣医師は浣腸剤を使用することがありますが、飼い主は犬に浣腸をしてはいけません。一般的なリン酸エステル(フリート)の浣腸剤は、小型犬の腎臓に毒性の書を与えます。
    予 防
    犬が、草など消化しにくいものを食べないように注意してください。定期的な運動を行い、消化しやすい食事と十分な水分を与えましょう。繊維質が加味されている市販の高齢犬用フード、または獣医により処方される高繊維質フードの使用を考えてみてください。あるいは、未加工のふすまなどの膨張性緩下剤や食物繊維補充食品を、犬の食事に添加してもよいでしょう(1日小さじ1〜5杯)。流動パラフィン(ミネラルオイル)には便秘の予防効果がありますが、使用には危険が伴います。流動パラフィンは昧が悪く、気管に入ってしまう危険性があるため、直接口の中に投与してはいけません。そのかわりに1週間に1〜2回、体重30kgの犬に対して大さじ1杯の割合で食事に混ぜるのがよいでしょう。ミネラルオイルは腸からの脂溶性ビタミンの吸収を阻害するため、それ以上頻繁には与えないでください。 

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