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肛門からの直腸の突出は、激しいいきみが原因になります。この直腸脱ほ下痢を起こした4か月齢以下の子犬と小型犬でもっともよくみられます。ほかの原因には、便秘、腸閉塞、膀胱閉塞 、出産などによるいきみがあります。直腸の内層(粘膜)だけが脱腸した場合は、腫脹したドーナツ型の赤いリング状の組織が肛門から出てきます。飼い主は時々、この組織を出血 と勘違いします。完全な直腸脱では、小さなソーセージ彗の赤い組織の→端が肛門から伸びています。 診断と治療 粘膜脱は、完全直腸脱に比べ、それほど凍刻ではありません。まず基礎原因を取り除きます。局所麻酔と潤滑剤を粘膜に使用します。犬には伝残液食を与えます。完全直腸脱は緊急処置が必要になり董す。水溶性ゼリーを塗布して乾燥を防いでください。獣医師は、直腸を正常の位置に固定するための一時的な巾着縫合を行います。その後、さらに外科的な治療を必要とすることがあります。 |