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肛門のうは、犬が縄張りに、においづけをするための静官です。排便のたびに、肛門のう内でつくられる分泌物を2〜3滴、便に塗布します。ほかの犬がやって来てこのにおいをかいでいきますが、これは人が毎日読む新聞のようなものです。肛門のう疾患の発症率ははっきりしていません。ある獣医大学の調査では犬全体の12%でしたが、一般の動物病院ではもっと高い発症率を示しています。もっともよくみられる症状は、肛門を頻繁になめる、またはスクーティングです。なかには、まるで何かに驚いたか、不意に痛みを感じたかのように、休んでいる姿勢から突然飛び上がったりする犬もいます。 |