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ウオブラー症候群は、獣医学的には頚部脊髄障害として知られていますが、後肢の進行性の協調不全を起こす疾患です。脊椎の不安定さにより頭部の脊髄が圧迫されて起こります。この疾患は脊髄を圧迫し、傷害を与える椎間板がさらに異常を起こし、複雑化します。治療しないでおくと、部分的な麻痔が前肢にも広がります。ウオプラー症候群は雄大によく起こり、とくに2歳齢以下のグレート・デーンと3〜9歳齢のドーベルマンに発症します。 診 断 犬種、症状、痺痛を確認し、脊椎]線検査と脊髄造影検査によって診断します。 治 療 中程度の症状は、非ステロイド性抗炎症剤と、必要に応じて頚部を固定することによって治療します。重症の場合には多くの合併症を起こします。脊髄の圧迫を取り除く早期の外科手術が効果的です。 |