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骨は感染に対して強い抵抗性があります。骨の感染症の原因には、マイコプラズマ、リケッチアそして真菌なかなどがありますが、なかでもスタフィロコツカス菌は、感染原因の半分を占めています。微生物は、傷口(唆傷、異物、銃撃による)から骨に入りますが、離れた部位から血液中を通って感染することもあります。急性感染の場合には、感染部位を取り囲んでいる筋肉の腫脹と熱感、また、高熱、食欲低下、体重減少、噂眠などを伴います。 診 断 血液検査によって、体が感染に抵抗していることを確認できます。]線検査では、感染による傷害と一致した骨の異常を観察します。細菌培養と感受性検査によって、原因を特定します。 治 療 骨髄炎は治療が困難です。急性感染は1か月あるいはそれ以上の期間骨組織に透過性のある抗生物質で治療します。慢性感染では、壊死した組織を摘出するために、外科手術が必要となります。 |