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    挫傷は、筋線維と腱の傷害です。挫傷によって、破行、痔痛、筋肉の局所的な腫脹を起こします。しばしば少量の出血を伴い、内出血がみられます。筋肉の挫傷は、捻挫といわれる中程度の靭帯の過伸張を伴います。重度の捻挫は、靭帯炎または腱炎を起こします。筋肉と腱の断裂は、労働犬やドッグレースによく出場するグレイハウンドが、過度な運動や使用をした結果、まれにみられます。診断身体検査によって破行の原因を特定します。X線検査を行い、骨折、脱臼、変性性関節疾患ではないことを識別し、傷害が軟部組織のみであることを確認します。治療でもっとも大切なことは安静による休息です。これは強調しても強調しすぎることはありません。挫傷直後の運動は、軽い症状を慢性的な重度の損傷に変えてしまいます。受傷後は、犬をせまい場所に置いて安静にします。!日に20分ずつ3〜4回、氷のうなどの冷たいパックを使って手当てします。氷のうを損傷部位に当てて治療することもあります。冷やすことで腫れが引くようにします。受傷から24時間後に、今度は温かい(冷たいのではなく)パックに変え、さらに2日間は1日に3回当てます。こうすることで、犬の筋肉が収縮しすぎないようにします。犬が激痛を訴えるとき以外は、通常、鎮痛薬を投与しません。逆に痛みは必要なのです。なぜなら、犬は痛みがあることでむりに関節を使うことをしません。どうしても痛みをやわらげる必要がある場合は、メロキシカムまたはカルプロフェンが有効です。 

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