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膣の腫瘍はまれで、10歳齢以上で避妊手術をしていない雌犬に発症しやすいようです。ほとんどは良性で、脂肪腫または平滑筋腫(平滑筋組織から発症する腫瘍)ですが、平滑筋肉腫、肥満細胞腫および扁平上皮がんのように、悪性の場合もあります。腫瘍の症状には、膣からの出血またはおりもの、外陰部を異常になめる行為、外陰部に肉眼で見える塊などがあります。 診断と治療 身体検査を行いますが、バイオプシーを行うこともあります。通常の治療としては外科手術を行い、そのほとんどが成功しています。 |