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    髄膜炎は、脳と脊髄を保護している膜(髄膜)の炎症です。一般的には感染が原因です。脳炎は、脳の炎症です。髄膜炎と脳炎は、犬の命にかかわる重病です。細菌性髄膜炎は、細菌が血液を介して髄膜を侵す疾患です。細菌は、曖傷、歯肉炎、中耳炎、そのほかの感染部位から侵入します。無菌性髄膜炎は、大型犬の2歳齢以下の子犬にときどきみられますが、原因は不明です。世界的に、ジステンパーと狂犬病は、脳炎のもっとも一般的な原因です。どちらも恒常的なワクチン接種によって予防します。ウイルス性脳炎のほかの原因として、仮性狂犬病ウイルスとヘルペスウイルスがあります。一般的ではありませんが、頭部や頚部のダニ媒介性脳炎ウイルスが血液を介して侵入したり、鉛中毒によって、脳炎が起こることもあります。肉芽腫性髄膜脳炎は、ジステンパー脳炎のあとに起こりますが、犬では2番目に多い脳の感染です。この肉芽腫性髄膜脳炎は、原因は不明ですが、若齢犬から中年の小型犬に発症し、発熱と頚部痛がみられます。髄膜炎と脳炎のいずれにおいても、抑うつ、異常行動、発作、協調性の欠損、発熱がみられます。
    診断と治療
    脳脊髄液検査と同時に、症状と身体検査によって、炎症の原因を特定します。原因が狂犬病の場合には、犬に安楽死の処置を施します。ほかの原因による髄膜炎と脳炎は、炎症を抑えるためのコルチコステロイド、細菌を退治するための抗生物質、そして発作を予防するための抗痙攣薬を投与します。 

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