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    人が経験すると思われる老人性痴呆症は、おおむね犬にもみられます。犬にみられる典型的な症状に、ドアではない場所から出入りしようとしてたたずんでいるといった状態があります。なかには、“漠然’’と吠えているといった状態の犬もいます。また、なぜそんなところにいるのかを忘れているのではないかと思われるような状態の犬もいます。この状態の犬は、決まったトイレ以外のところで粗相をしてしまうこともあります。大の認知障害という言葉は、獣医師のあいだでは高齢犬によくみられる行動異常のことをいいます。耳慣れない認知障害という言葉ですが、医学的な障害を示唆する意味では分かりやすい表現といえるでしょう。        ′
    診断と治療
    日常的に行う精神的刺激は、高齢犬に非常に効果的で、脳を良い状態に保ちます。人のアルツハイマー病の進行と症状を遅らせるために開発されたセレジリンという薬は、犬の認知障害に使用することを認可されています。犬が”高齢期”になったら、行動を注意緩く観察する必要があります。高齢犬が引き起こす症状のなかには、元通りにならないものもあります。しかし、飼い主が忍耐強く、犬に規則的な精神的刺激を頻繁に与えたり、認可された薬物を適切に使うことによって、老化を遅らせたり、ときには元に戻すこともできます。飼い主であるあなたは、最後まで大の世話をするという気持ちを忘れないでください。 

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