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    関節部位で、隣接した骨がはずれて変位した状態を脱臼といいます。完全脱臼は、骨が完全にはずれている状態で、犬は突然の痩痛と破行を示します。肘と膝に起こった脱臼は、肢が内側あるいは外側に曲がることがあります。脱臼した肢は、ほかの肢より長かったり短かったりします。亜脱臼では、骨は部分的に関節から突出しますが、関節の変形は少しで済みます。完全脱臼と亜脱臼は、肩関節、肘関節、股関節そして膝関節、または踵関節と手根関節をつくっている小さな関節に起こります。脱臼では、よく靭帯断裂と軟骨傷害を伴います。診断大腿骨の骨頭部分の脱臼では、骨盤の球関節の丸い関節窩がはずれます。これは、身体検査とX線検査によって容易に診断することができます。亜脱臼の場合は、X線検査による診断がむずかしいこともあります。治療ただちに整体治療をすることで、脱臼した骨を整復できることがあります。この場合、犬には全身麻酔をかけます。放置しすぎると、関節周囲の筋肉収縮と血栓形成により、整体治療が困難になります。その場合には外科手術を必要とします。どちらの治療後も、整復した関節を少なくとも1週間は三角巾か副子によって固定します。水泳のような犬に負担をかけないリハビリは、関節の強度と柔軟性の回復を助けます。 

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