健康な犬
自然の防御機能
栄養のバランス
病気の診断
医療
免疫系
腫瘍
感染性疾患
外部寄生虫
内部寄生虫
皮膚と被毛
眼と視力
耳と聴覚
呼吸器系
心臓循環器系
口と歯
食道と胃
腸
膵臓と肝臓
尿路系
繁殖器系
内分泌系
脳
神経系
骨・関節・筋肉
老年性医療
|
脱臼
捻挫と挫傷
じん帯損傷
腱の損傷
骨折
変性性関節疾患
関節と感染
股関節異型性
肘関節異形成
骨軟骨症
膝骸骨脱臼
虚血壊死
骨の感染
骨腫瘍
打撲と断裂
重症筋無力症
多発性筋炎
|
犬にはさまざまな骨腫瘍ができますが、もっとも一般的なのは悪性度の高い骨肉腫です。これらの腫瘍は、中年または高齢の大型犬の長骨に発症しやすいといわれています。もっとも一般的な発症部位に、横骨、上腕骨、大腿骨そして脛骨があります。2番目に頻度の高い軟骨肉腫は、扁平骨に発症しやすいといわれていて、これもきわめて悪性です。骨腫瘍の初期症状には、政行と痺痛がみられます。 診断と治療 ]線検査によって確定診断します。しかし骨肉腫は、診断時までに、ほかの部位、とくに肺と肝臓に転移している可能性が90%近くあります。この転移は、治痺方法の決定に影響します。長骨鹿瘍の場合には、肢の切断手術(断脚)をしないで、そのかわりに化学療法剤を含ませた骨を移植して痺痛を複和させる方法もあります。効果的な治療を行うことで、骨腫瘍にかかった大の半数は、1年、あるいは1年以上生きることができます。 |