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    膵炎の原因は未だに不明ですが、炎症の程度と高脂肪・低タンパク食とのあいだには、直接的な関連があります。また、コルチコステロイド、利尿剤、あるいは潰瘍治療薬(シメチジンなど)を含む薬物も関連しています。くわえて、膵管の傷害によって周囲組織に酵素が漏出し、痛みを伴う炎症を引き起こすこともあります。膵臓疾患の雁患率は正確にはわかりませんが、検死結果から判断すると、全体の1%の犬に膵炎の症状があらわれています。急性膵炎は、一般的に肥満気味の中齢の雌犬に起こり、激しい痛みを伴います。激痛に見舞われた犬は、身体を折り曲げ、嘔吐し、ショック症状を呈します。膵炎が軽症の場合には、犬は「お辞儀」をするように身体の前半身を低くしますが、後半身を下ろすのは殊がります。そして、噂眠、嘔吐、下痢、発熟を誘発します。急性膵炎をよく起こす犬種には、ミニチュア・プードル、ミニチュア・シュナウザー、コツカー・スパニエル、またウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアがあります。慢性膵炎は診断が困難で、ほとんどの症状は腸に関係しています。
    診 断
    ]線検査と超音波検査により、十二指腸の診断をすることができます。また血液検査により、炎症の原因である白血球の増加と肝臓および膵臓の酵素活性の上昇を確認することができます。
    治 療治療の目的は痛みヤシヨツク症状を抑え、短期間の絶食によって膵臓の活動を抑制することです。絶食中の犬には、静脈注射により栄養を与えます。人の場合と異なり、膵炎の犬に抗生物質を使用することはまれです。犬にショック症状が認められる場合にのみ、コルチコステロイドを使用します。嘔吐を抑えることができたら、低脂肪の維持食を、少しずつ何度にも分けて与えます。
     

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