健康な犬
自然の防御機能
栄養のバランス
病気の診断
医療
免疫系
腫瘍
感染性疾患
外部寄生虫
内部寄生虫
皮膚と被毛
眼と視力
耳と聴覚
呼吸器系
心臓循環器系
口と歯
食道と胃
腸
膵臓と肝臓
尿路系
繁殖器系
内分泌系
脳
神経系
骨・関節・筋肉
老年性医療
|
薬の副作用
薬剤の毒性とアレルギー
薬剤の相互作用
ワクチン
抗生物質
麻酔系鎮痛薬
非麻酔系鎮痛薬
麻酔薬
コルチコステロイド
危険性と副作用
タンパク同化ステロイド
性ホルモンおよび甲状腺ホルモン
精神安定剤
駆虫薬
代替療法
下痢止め
抗ヒスタミン剤
鎮咳剤
催吐剤と制吐剤
目薬
胃酸分泌抑制剤
緩下剤と浣腸剤
局所用薬剤
代替療法(2)
鍼
操作療法
水治療
理学療法
薬草学とアロマテラピー
錠剤と液体剤の与え方
注射
看護
食欲と食事
病院での看護と家庭での看護
手術と術後管理
手術用語
全身麻酔
麻酔手術中の処置
麻酔からの回復
術後管理
|
犬に薬を与えるとき(とくに顎を固く締める大の場合)には、工夫が必要です。1回分を与える方法として、犬の好物に混ぜて見えないようにするのも良策です。しかし、食べ物といっしょに与えてはいけない薬もあるため、事前に獣医師に確認しておきます。つぶしても安全な味のない錠剤は、粉状にして、食べ物に混ぜるとよいでしょう。なかには、つぶすことによって吸収性が変わる錠剤や有害になる錠剤もあるため、獣医師の許可があったときにのみ実行します。以上の方法でもうまくいかない場合は、薬をそのまま与えます。薬を飲ませるときに、犬を呼び寄せたりしてはいけません。なぜなら、犬が薬を飲まされることと呼ばれてうれしい気持ちを混同してしまうからです。飼い主が犬のところに行って、なだめるように話しかけてやるようにしましょう。「おすわり」をさせて実行するときには、できれば壁に対して背を向けさせるようにします。/ト型犬の場合は食卓の上に乗せてもよいでしょう。大型犬や、あまり協力的でない犬の場合は、人が大の上にまたがって、膝のあいだに肩の後部をはさんでしっかりと固定します。液体剤を与えるときは、スプーンではなく、注射器を使うのが一番です。薬を与えたらすぐほめて、ごほうびをあげてください。 |