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注射は一見怖そうですが、比較的簡単にできます。インスリンは、もっとも注射投与される薬ですが、獣医師と飼い主の判断で、犬に定期的に実施するのが最適な場合もあります。首の後ろは、比較的痛みを感じにくいため、注射する部位としてよく使われます。場合によっては、獣医師から、後肢の筋肉に直接接種するように指示されることもあります。獣医師の説明に従って、必要量の薬剤を注射器に引き入れます。針を上にした状態で注射器を固定し、空気が注射器の先端に上がってくるように、注射器を軽く叩き、針の先から薬剤の最初の1滴が出てくるまで押し出します。獣医師の指示通りに接種してみましょう。針は、首の皮膚の下のすきまにすんなりと入り、それほど抵抗感はありません(この操作を行ったとき、針が皮膚の中または筋肉の下でつかえることがあります)。この処置を行っているあいだは、犬にやさしく許しかけ、よくできた場合はほめてやり、ごほうびを与えてください。 |