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犬が全身麻酔下で外科手術をする場合には、麻酔をかける前の12時間は絶食しなければいけません。こうすることで、手術中または直後に嘔吐(および窒息)する危険性を減らすことができます。脱水症状の危険がなければ、このあいだは絶水させましょう。ほとんどの場合、短期作用型の麻酔薬を静脈内投与して、全身麻酔をかけます。投与量は、大の体重、健康状態、ほかに使用した薬剤も考慮して計算します。ホイペットやボーダー・コリーのようなやせ型の犬種では、体重が同程度のほかの犬種よりも麻酔薬は少なめにします。薬剤が注射されると犬は眠りに入りますが、使用する薬剤によって、意識のない状態でいる時間は異なります。 |