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    貧血を起こす血液喪失のおもな原因には、外部損傷と内出血があります。 後者は薬物(アスピリンなど)によるものを含めた胃や十二指腸の潰瘍、炎症性腸疾患、腫瘍、またはフィラリアなどの寄生虫によって発症することがあります。ノミと鈎虫は、子犬では慢性の血液喪失の原因となります。
    診 断
    外部損傷による出血は、血液喪失を引き起こし、貧血を続発します。内出血があると、犬の吐物に血液が混入していたり、血便を伴う下痢をすることがあります。同様に乾燥した血液が存在するために、タール状の黒色の便を排泄するようになります。黒色の便(メレナ)は、胃か十二指腸(腸の最初の部位)に重度の出血があることを強くあらわします。
    治 療
    まず止血して血液喪失を防ぎ、可能ならば原因を取り除きます。輸血は通常、大量の血液喪失による貧血に対して行います。適合する犬の血液がなかなか入手できず、代用血液を使用することがしばしばあります。血液喪失の原因を取り除くことができれば、予後は良好です。
    予 防
    内部と外部の寄生虫を駆虫して、寄生虫の感染による貧血を予防します。人用の薬の一部には危険性があり、使用する際は、必ず獣医師に相談してください。
     

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