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無痛性の皐丸肥大のもっとも一般的な原因として、腫瘍が考えられます。これは通常、7歳齢以上の高齢犬に発症します。一方、犬同士の岐傷、凍傷、または腐食性の化学物質との接触などは、痺痛性の皐丸肥大の原因となります。また、陰のう皮膚の湿性の感染は、浸潤性皮膚炎を起こし、その後に硬い殻のような痴皮(かさぶた)がつくられます。 診 断 女性ホルモン分泌腫瘍は、脱毛、鼠径部皮膚の着色、乳腺の発達などの変化を起こしますが、腫瘍自体はほとんど無症状です。腫瘍が異常に大きくない限り、通常、定期診断で発見することができます。皐丸に痺痛性の外傷や感染(華丸炎)がある場合、犬は肢を開いて立ったり歩いたりします。皐丸腫瘍は外科的に取り除き、獣医師が確定診断します。転移することはまれです。 治 療 重度の外傷は、鎮痛薬と抗生物質によって治療します。保冷パックを使う場合もあります。皮膚の感染は、クロルヘキシジンのような消毒薬で洗浄し、鎮痛薬と抗生物質を投与します。犬が皮膚をなめてかさぶたをはがすのを防ぐた捌こ、エリザべスカラーを用います。 |