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    抗生物質には、細菌の増殖を抑制するものと、積極的に退治するものとがあります。ほとんどの細菌は、抗生物質に対する感受性をもっています。抗生物質は化学的に合成された薬剤ですが、実際は、微生物が自分自身を守るためにつくった天然物質を模倣したものです。獣医外科領域でよく使用されている抗生物質には、アモキシリン、セファロスポリン、ドキシサイクリン、エンロフロキサシン、クリンダマイシンなどがあります。細菌もまた、抗生物質に抵抗する方法を見つけています。そのため、製薬会社は微生物が自らを守るために新しくつくり出す物質を探し当て、さらなる抗生物質をつくる努力をしています
     

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