健康な犬
自然の防御機能
栄養のバランス
病気の診断
医療
免疫系
腫瘍
感染性疾患
外部寄生虫
内部寄生虫
皮膚と被毛
眼と視力
耳と聴覚
呼吸器系
心臓循環器系
口と歯
食道と胃
腸
膵臓と肝臓
尿路系
繁殖器系
内分泌系
脳
神経系
骨・関節・筋肉
老年性医療
|
ワクチンの作用
効果的なワクチン接種
狂犬病
仮性狂犬病
パルボウィルス
コロナウィルス性腸炎
ロタウィルス性腸炎
仔犬の衰弱症候群
ジステンパー
犬伝染性肝炎
ケンネルコフ
細菌感染
抗生物質
消化器系の感染
レプトスピラ症
ブルセラ病
破傷風
伝染性気管支炎
結核
ブドウ球菌による皮膚感染症
放線菌症およびノカルジア菌症
ライム病
ロッキー山紅斑熱
エールリヒア症
感染性周期性血小板減少症
鮭中毒
真菌感染
白癬
カンジダ症
アスペルギルス症
マラセチア
全身性真菌感染症
ヒストプラスマ症
コクシジオイデス症
クリプトコッカス症
ブラストミセス症
スポロトリックス症
|
抗生物質には、細菌の増殖を抑制するものと、積極的に退治するものとがあります。ほとんどの細菌は、抗生物質に対する感受性をもっています。抗生物質は化学的に合成された薬剤ですが、実際は、微生物が自分自身を守るためにつくった天然物質を模倣したものです。獣医外科領域でよく使用されている抗生物質には、アモキシリン、セファロスポリン、ドキシサイクリン、エンロフロキサシン、クリンダマイシンなどがあります。細菌もまた、抗生物質に抵抗する方法を見つけています。そのため、製薬会社は微生物が自らを守るために新しくつくり出す物質を探し当て、さらなる抗生物質をつくる努力をしています |