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犬は角膜を引っかく(擦過傷)傾向があります。この損傷は局部の腫脹を引き起こし、角膜表面はかすみがかってくもり、混濁します。擦過傷は潰場になる可能性があります。角膜傷害は、擦過傷と同じく疾患の医因になり、潰瘍性角膜炎を引き起こすこともあります。角膜傷害は、通常、痛みを伴います。犬は眼を閉じ気味にします。その眼は炎症を起こし、初期には過剰な涙が産生されます。一般的に二次感染が起こり、化膿性の目やにがみられます。 診 断 角膜に蛍光色素を入れてやると、角膜損傷の全範囲が見えます。傷害部位はすべて色素を取り込みます。七とえわずかな擦過傷でも、ただちに獣医師に診てもらう必要があります。 治 療 感染防止のため、予防的に抗生物質を投与します。瞳孔を広げ、痛みを少なくするためにアトロピンの局所投与を行います。 |